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one road [path-art]

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オーストラリア所蔵のOne Road 現代アボリジニ・アートの世界が4月7日から釧路市立美術館で展開されます。
かつてそこに住んでいたアボリジニとその子孫であるアーティスト70名が、1850キロの道を6週間にわたって旅をしました。
今まで入植者の側からしか語られてこなかったキャニング牛追いルートの歴史をアボリジニ自らが辿り直す過程で描いたのです。
絵画を中心に、映像、写真、オブジェ等によって構成され、アートと人類学を架橋するダイナミックなプロジェクトの記録がそこには存在します。
アボリジニ・アートの魅力はその世界観。
抽象画のように見える作品は、文字をもたなかったアボリジニの人々にとって、祖先の精霊の旅や神話、自らの歴史を伝えたもの。
今回紹介されているのは、絵画を描くことで、故郷の物語を伝え直し、少数民族に光を当て、
新しく歴史を紡いだアボリジニ・アーティストたちの旅の記録なのです。
オーストラリア政府が進めてきた多文化・多民族共生の象徴でもある今回の企画。
このプロジェクトは、多文化・多民族国家オーストラリアが国家プロジェクトとして実現し、本国で22万人を動員したそうです。
日本では大阪・国立民俗学博物館を皮切りに巡回し、この度釧路での開催となりました。
4月8日(土)はオープニングシンポジウムが開催されます。
オーストラリア国立博物館キュレーターのマイケル・ピッカーリング氏、本展実行委員会委員長の池澤夏樹氏、
アートディレクターの北川フラム氏がそれぞれ講演や対談をなさいます。
また、4月22日(土)には、神戸大学大学院教授の窪田幸子氏、
北海道大学アイヌ・先住民研究センター准教授の丹菊逸治氏の講演や対談が行われます。
ただし、事前申し込みでの参加ですので、定員になり次第終了となっています。
お話しは、釧路での本企画の立案をなさいました藤田印刷社長、藤田卓也氏に伺いました。
(One Road 現代アボリジニ・アートの世界展は4/7〜5/7まで釧路市立美術館で開催)