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abstract and concrete [path-art]

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抽象と具象を並行して描かれている83歳の境信義氏。
具象の風景画は好きな場所に出かけてそのままを描く。そして
抽象は頭の中でいろいろ考えて描くのですが、それが難しいと・・・
現在のテーマはアイヌの文様。
そもそも小学生の頃から絵を描くことが大好きだったそうですが、ひょんなことから美術教諭の道に進むことに。
東京に出てから北海道の自然が急に気になり、最初は流氷の抽象画を描くことからスタートしました。
というのは、根室ご出身で、高校まで根室で過ごされ、海がすぐ側にあったこともあり、よく流氷をご覧になっていたそうです。
さらに、その場所から最近になってアイヌの竪穴式住居が見つかり、変わった土器が発見されたのです。
もちろん幼少の頃からアイヌの方々と遊んだり、身近な存在でもありました。
土器発見後はよりアイヌ文様やアイヌの人々の生活、生き様が気になり始めたのです。
境氏にとっては抽象も具象もあまり意識せずに、ご自身の中では同じこと・・・とおっしゃいます。
60年近くも筆を持たれています。
でも抽象は構成の仕方や、どんな形をどんな風に入れるか、どんな色を使うのか迷うと。
使っている色は赤、白、黒が多いのです。古代からある基本的な色です。
「もっと何か描けないか・・・もがいている状態です。
抽象画できちっと仕上がっているものはない。どれも半端。もっとなにかはっきりしたものをつかみたいのです。」
境氏にとってアートとは、日々生きて行くそのもの・・・ときっぱりとしたお応えをいただきました。
常に進化しようともがき続けるその姿に、作品に対する真摯な姿を垣間見た感じがしました。
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