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light and shadow [path-art]

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昭和26年くらいから撮影を始め、今年で66年もカメラを持っていらっしゃいます。今年で81歳という渡辺健三氏。
もともと家具の職人でものづくりが大好き。現像引き伸ばしも自分でできるモノクロにこだわって撮影なさっています。
自宅に暗室までつくり、撮影からプリントまですべてご自身でなさいます。
被写体は自然。きれいな風景の中の一部を切りとる感じとか。何点か撮影し、その中で自分の気に入ったものを焼き出すのです。
山も大好きでその写真も多いそうですが、こだわりは光と影。黒、暗いところを引き立たすのがお好きとか。
モノクロの写真はただ写すと平凡な写真になってしまうけれど、影を強調すると力強さがぐっとでてくるとおっしゃっていました。
あえてレンズの前にフィルターをつけて空を暗くして撮影したりもなさるそうです。
写真を撮るきっかけは31年に弟子屈に勤務したことがあり、その時友人と斜里岳に登られました。
それから釧路に戻り、山の写真を撮るために釧路山岳会に入会なさったそうです。
それが「日本百名山 斜里岳〜山小屋物語〜」という写真集の発行につながります。
自然のものを撮影するということは、天候に左右されるので、出かけたら即撮影できるというものでもありません。
でも写真が好きなので何度も何度も足を運んだそう。その趣味を許してくださった奥様が去年お亡くなりになったそうです。
「心の中ではいつもありがとうと言っているんです。朝3時くらいに出かける時にも必ずおにぎりを作って持たせてくれたりもしました」
山の写真のほかにも釧路湿原の写真やお社のある風景などもシリーズ化して撮影なさっています。
最近、暗室での作業が辛くなってきたそうです。これから暗室でのモノクロの最後の作品を作ろうと思っているとおっしゃっていました。
暗室作業は終わっても撮影は続行です。これからはデジカメに挑戦なさるともおっしゃっていました。
「これからもあくまでモノクロにこだわります」私には強い決意が伝わってきました。
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