So-net無料ブログ作成

mask of silence [path-art]

3.jpg 2.jpg
仮面をモチーフに様々な色を使い半具象的な作品を描かれている浅野幸恵氏。
たまたまアフリカ旅行に行った時にジンバブエのお土産やさんで見つけたお面。そのお面がずっと絵のモチーフに使われています。
仮面を見た時に何を表現するのかをずっと考えたそうです。
「その頃、職場や周りのみんなの中に黙っているのが得という雰囲気がでてきた頃だったんです。
この仮面の後ろに黙っている人たちがいる。だから沈黙の仮面と名付けたんです。それを追求しているうちに今に至ったという感じでしょうか。」
仮面の奥にいる人たちはまだまだ今も存在しているそうです。
沈黙をする人がいつか仮面をとって話しをすることができるといいなと思っていらっしゃいます。
仮面を描きながら何を訴えたいのか考えているそうですが、それが相手にわかるようになれたらと思うと。
見た方がそれぞれに何かを感じてほしいということなのです。
本当のところは「いつか沈黙がなくなればいいな・・・」と。
1.jpg今までひとつの仮面にこだわってきたのですが、世の中には色々な仮面がたくさんあるのでそれを調べて描いたり、
仏像にも興味があるので、描いていきたいとこれからについて語ってくださいました。
浅野氏の作品はどちらかというと色がたくさんあって、カラフルな感じがします。
でもそこでは色があちこちに飛ばずに調和をしている感じを受けました。
彼女いわく「色が好きなんですよ。特に今はブルー系。でも色をもっと絞ったらと言われるんです」

そもそも絵を描くことは嫌いだったそうですが、
仕事の関係で、子供達に絵を上手に描いてほしいと思い、自ら先生のところに絵を習いにいったことが絵を描くはじまり。
4.jpg 5.jpg 6.jpg
仮面も仏像も好きなピエロも人間との関わりがあります。浅野氏は人間が苦手とおっしゃっていましたが、本当のところはご本人も未だわからず・・・
「今は描くことはストレスや辛さを忘れる行為。うまくいった時の充実感が次回への意欲につながっていくんです。
あれだけ嫌いだったはずの絵を描くということは、今ではなくてはならないものなんです。」