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hara to se [path-art]

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これって一人の方の作品展?と思わず思ってしまうほど、作風が違う作品がひとつの展示室に並んでいました。
杢田氏曰く具象の「腹の世界」、そして抽象や立体の「背の世界」が広がっていました。
腹の世界の作品は、馬や少女などの少しメルヘンチックな作品が目に付きます。
また、背の世界は精神世界を表したものです。
木や鉄くず、和紙などを使って作られた立体と思える作品も、彼曰く平面作品とのこと。
背の世界の作品は見ていて感慨ぶかいものが多いと感じました。
造形的美しさももちろんですが、そこに表現されたものはすべて何かのシンボルになっているようです。
同じタイトルの「花」でも腹の世界と背の世界の表現がまったく違います。
見ていて世界が広がっていくのが背の世界かな?と私は感じました。
彼は、具象から抽象へと作風が変化したのではなく、背の世界と腹の世界を行き来して制作を続けました。
ですから、2つの系統をずっともっていたということになります。
2つの世界をずっと描き続けた作家さんというのも珍しい存在だと武束氏はおっしゃっていました。
自由な発想の持ち主だったのでしょう・・・
実際にお会いした方のお話しだと、とても豪快な方だったとのこと。
兵庫出身の彼が30年近く釧路に毎年足を運び個展を開催なさっていました。第二の故郷とまでおっしゃっている釧路での杢田たけを展、
ぜひ二つの世界を行ったり来たりしてお楽しみいただければと思います。

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(杢田たけを展は3/27まで釧路市立美術館で開催中)