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toward the outside [path-art]

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斜里町在住の牧野歩未氏。
去年、留辺蘂町で開催された「Far East Contemporary Art 2014」に出品してみたら?という誘いを受けて
初めて本格的に制作活動を始めたそうです。その画面の構成力、ユニークな表現が素敵です。
私は作品展のチラシを拝見して、お話しを伺いたいな・・・と思っていたのですが、偶然お会いできて嬉しかったです。
小さな頃から絵を描くことが好きで、本格的に描き始めた去年までは、ノートに落書きのように色々な絵を描かれていたそうです。
引きこもりを経験し、その思春期のモヤモヤしたものが、お腹の中で発酵したみたいなものが絵になって現れているとご本人はおっしゃっていました。
制作する上で気をつけていることは、表に出てくるままに描く。てらいや作為は出てこないように。
ご自身でもわからないことが描き出されることもあるそう。
彼女はとても面白い表現をしてくれました。「下水に潜りこんで変な形のものを引っ張り出してきた感じ。それは自分のことだけではなくて・・・」
また、彼女は自分の絵はとても正直だともおっしゃっていました。考えていることが開けっぴろげに出ていると。
シュルレアリスムの画家、マグリットやダリ、さらに草間彌生がお好きとか。
女性を描きたいとおっしゃっていましたが、女性の在り方に興味があるそうです。女性の曲線の美しさ、女性の存在そのもの。
すべて細い線で描かれています。でも足先に植物の根が生えていたり、樹皮となり鹿に食べられていたり。独特な表現で描かれています。
今までは自分の中のことや想像の世界を描かれていますが、これからは外に向かっていきたいと。
周囲の自然をよく見て観察して勉強してもっともっと外に目を向けたいそうです。もしかすると色がついてくるかもしれません。
私は個人的に彼女の黒だけで描かれる作品が好きですが、今後どう作風が変化していくのかとても楽しみな若手作家のひとりだと思いました。
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