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旭川出身の藤木正則氏。
彼からいただいた名刺には「行為」という文字とナンバリングが入っていました。
これは1980年代後半からのプロジェクトの一環で2年ほど続けて一冊の本が出版されました。
一体どういった作家さんなのか?まずは彼のプロフィールを伺うことから始まりました。
北海道から東京の美大に進まれ、油彩を専攻。ただ、1年生の終わりにはそこにあるものを描くということはやめたそうです。
そのうち抽象画のような作品を制作することに・・・
自身で意識したものだけではないものに興味が移っていきました。
アメリカに3ヶ月滞在し、当時の冷たい抽象などのコンセプチュアルアートに触れ、一方インディアンが作る現在のインスタレーションなどの作品にも触発され・・帰国します。
まだ、その時には美術美術したものに疑問を抱きつつも人間が行う行為そのものになにかがあると考えていらっしゃいました。
そんな時、紋別で行われたワークショップで7〜8人の作家が99の竃を作るということに参加。
それからcanvasや絵の具など素材にこだわることが必要ではなくなったのです。いわゆる彼にとってのターニングポイント。
観客がいてそこで何かを行うということではなく作品を制作するとなった場合、突然に行為を行わなければなりません。
彼の作品のひとつが上記の「ホワイトライン」というものです。交差点の白線を白い石灰で消したのです。
(本来はすべて終わった後で消す予定だったそうですが、途中で警察の方がいらっしゃり作品はある意味未完で終わりました)
藤木氏は当たり前にあること、気になること、私たちが小さい頃から刷り込まれてきたことを果たしてこれで良いのか?
考えてみたいと・・・・・
彼にとってのアートとは、「逸脱すること」
ですから、何かのカテゴリーに入ったりすることではなく、自分のやってきたことも定着するとそこから逸脱するのです。
koi_買物公園_旭川.jpg アーティストインスクール.jpg
※尚、写真は藤木正則氏からお借りしました。
写真は上段
koi「ホワイトライン」南1条西3丁目交差点/札幌(1982年)
下段左
koi「木・石・火」買物公園/旭川(1980年)
下段右
「ハイズリマワッテミル」アーティスト・イン・スクール/札幌市立藻岩小学校(2014年)