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to the wilderness [path-art]

ロシア・ウスリータイガの猟師とシマフクロウ.jpg 千島列島・ウルップ島のお花畑.jpg 千島列島・パラムシル島の浜辺にて.jpg
埼玉出身の彼は北海道の魅力にとりつかれ、大学卒業後から北海道に住むことに。
北海道大学在学中から四季を通じて北海道の山野を歩き、以後、野生の生き物や土地の文化をテーマに撮影を続けています。
先住民族との関わりの中から北海道をもっと大きな目で捉えようとしています。
そもそも流氷ができるあたり、アムール川源流から北海道オホーツ周辺に彼の視点があるように感じます。
日本列島を囲む四つの海のなかで最北に位置するのがオホーツク海。
この海に接している北海道の東北部沿岸は、冬期に流氷が漂着することで知られています。
オホーツク海を取り囲んでいる陸地、すなわち北海道・サハリン(樺太)・千島列島では、独特の古代文化が存在したと言われています。
そこが環オホーツクと呼ばれるところであり、彼はその土地にも取材に行かれています。
陸の王はクマ、海の王はシャチ。ということで、クマの撮影をたくさんなさったのですが、近年は羅臼沖でのシャチの撮影を精力的に行っています。
彼の写真から、自然の中にいきるものたち、そして、そこにある歴史さえもが伝わってくる空気感を感じるのは私だけではないと思います。
「土地全体でとらえたいんですよね、そこに生きる動植物をよく知りたいのです。」

2016年、「アイヌプリの原野へー響きあう神々の謡」という本を出版されました。
今回の作品展では、展示方法にも工夫がされているとのこと。
本の世界がそのまま広がる・・・そんな空間になっているそうです。
知床・羅臼沖のシャチ .jpg 知床岬で見つけた土器の欠片.jpg 知床岬を取り巻く流氷.jpg

※尚、写真は伊藤健次氏からお借りしました。
写真は上段左
「ロシア・ウスリータイガの猟師とシマフクロウ」
上段中
「千島列島・ウルップ島のお花畑」
上段右
「千島列島・パラムシル島の浜辺にて」
下段左
「知床・羅臼沖のシャチ 」
下段中
「知床岬で見つけた土器の欠片」
下段右
「知床岬を取り巻く流氷」
(アイヌプリの原野へ〜伊藤健次展は6/26まで羅臼町 ギャラリーミグラードで開催中)

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