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power of art [path-art]

ローゼンクイスト(横長作品).JPG 羽生輝.JPG 神田日勝.JPG
最近では、体を動かしたり、触れてみるアートなど体験型のアートがたくさんありますが、美術の鑑賞の基本はみること。
今回は、基本に立ち返る企画「見る」「感じる」アートのチカラがテーマです。
美術の現場で語られる「チカラ」といえば、表現力・写実力・デザイン力。
ただ、アートから伝わってくる「チカラ」はそれだけではありません。
絵の中の色が見る人の心の中まで広がってくるようなチカラ、
遠い記憶を呼び起こしてくれるようなチカラ、
別世界に連れていってくれるようなチカラなど様々です。
帯広美術館コレクションから70点あまりが展示されています。
横尾忠則、百瀬寿、ジェームズローゼンクリストフ、矢柳剛、中谷有逸、神田日勝、羽生輝などなど。
百瀬寿.JPG 八重柏冬雷.JPG 矢柳剛.JPG
例えば、百瀬寿の「Square-Vertical Blue to Magenta」
深い青がゆっくりと白に近づき、次第に赤へと変化しています。形はなく、純粋に色だけの世界です。
深呼吸をしながら色の移り変わりに心を重ねてみて下さい。何を感じますか?何を思い出しますか?
空の色、雪の色、花の色。世界はさまざまな色にあふれています。
本作は、無限に存在する色の中から、基本色である青と赤を抽出し、グラデーションで表現したものです。
シンプルな構成だからこそ、目に見える形にとらわれず色そのもの魅力を感じることができます。
色と色が響きあうように、見るものの心に何を響かせてくれるチカラ。それがアートのチカラのひとつです。(帯広美術館の資料より)

作品から感じ取るものは見る方によって様々。ひとつとして同じものはないと思います。
作家が創り出した色、その使い方、構図、想いを感じて、
あなたが見たものから感じる何かを感じとってイマジネーションを広げて楽しんでみてはいかがでしょう。
※尚、写真は北海道立帯広美術館 光岡幸治氏からお借りしました。
(見る 感じる アートのチカラ展は6/18まで北海道立帯広美術館で開催中)



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