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IMG_7863.jpg一貫して道東の心象風景をテーマに作品づくりを続けていらっしゃる中江氏。
ポップアート的なもの、インスタレーション的なものなど表現方法はいろいろ。
今回は小さい時から道東で、川で魚釣りをしたり、山菜を採ったりしながら見た風景
・・風の音や雨の音、川のせせらぎ
・・河原の石の上にかげろうが柱のように羽化している光景、
・・石の下からイワナやヤマメがちらちら出たり引っ込んだり、
・・太陽の光で川面がキラキラ光っていたり、動植物の営みを含め、
様々なことに遭遇したものを作品にしていらっしゃいます。

「平面も立体もなんでも良いんだ。自分が表現できれば・・・」

IMG_7864.jpg平面は結構カラフルです。彫刻は色がないから、色をつけたくなる。色がほしくなるそうです。
平面は以前から制作なさっていましたが、作風はガラッと変わっているそうです。
「立体も平面もやっと見えてきたというか、集大成ではないけれど・・変わっている、変わってきた表現方法は。」
形がなくなってきているそうです。結果としてこれは何かに見えるというのは、あるかもしれません。
でも、そうではなくて、もっとメンタルなところで表現するという感じでしょうか。

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「形を追う仕事は上手いか下手かという感じで絵を描くでしょ?
でもそうではなく、良いか悪いかなんだから、そこをどうしたら良いかという話しだよ。僕らの仕事は。
俺はここで生まれたから、これから栄養分をもらって表現するということ」
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感情の揺れ動きによって表現方法もみんな違ってくるのです。

「どうやって形をなくするか・・そんなことばかり考えてる。
要するに、見て描くということを全く無くして、非常に無防備な状態で、
どっちにでも転ぶという状態でやる方が世界が広がっていくというか・・・そういう風になってきたのは最近だよ」
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「アートってなんでもあり。だから自由に八方破で好きなことやった方が、好きなものを作品にした方がいいんじゃないかと思って。」

今が一生のうちで一番充実してると感じるそう。「でも身体の方がいうことを聞かなくなってきているというのが皮肉なもんだよね」
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今回の展示で中江氏が一番おっしゃりたいことを表現したのが「未来への脱出」
「人間は根本的に性悪説だと思っている。悪が多すぎるよね。
だからこの世(現世)からの脱出をイメージしているんだ。
でも見る人がどう感じてくれるかだから・・・」
(中江紀洋展は5/21まで北海道立釧路芸術館で開催中)







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