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ochiishi plan 9〜gypsum cube [path-art]

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落石計画は、旧落石無線送信局の現在の所有者、根室出身の作家、池田良二氏が
井出創太郎氏が武蔵野美術大学に非常勤講師として勤めていた時におっしゃった言葉に始まります。
「制作に使った銅板はどうするの?」
一度使った銅板を再利用して、無線局内の茶室は作られたのです。
ですから落石計画は「銅の茶室ありき」で進んだ計画。
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立体にしていく建築の技法は高浜利也氏。設計は井出創太郎氏がなさいました。
茶室全体は完成しているのですが、その周りにはキューブがいくつも付いています。
それは愛知で井出氏が作り、毎夏落石に持ち込んでいます。
もちろん風化は当初から考えの中にはありましたが、このように変化していくのは予想外の部分もあったそうです。
極端な言い方をすると、作った片っ端から風化が始まる・・・
中でも茶室の中の赤い色は今までみたこともない色とおっしゃっていました。
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去年お話しを伺った時には10期を目処に・・・ということだったのですが、
これからも続きそうな予感。
「自分たちが終わりを決めることができない。終わらざるを得ない時期が来るまでやらなければならない。」
キューブの表面の剥離、銅板の色など驚きながら、毎年制作を重ねていらっしゃるのです。
役目を終えた建物を役目を終えた銅板を使って再生していく。
無線局自体はパブリックに交信していた場所。
そこに小さなプライベイトな対話空間を作っていくという物語を紡いでいる。
・・・・・
これからも落石計画は淡々と
根室 落石の夏に少しずつ進んでいくのです。
そして、
土地の人を含め、この計画に関わった人々の心の中に、記憶に、浸透し、徐々に拡散していくのです。
(落石計画第9期は8/7〜11まで旧落石無線送信局で開催されました。)

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